芝良・ダート良・スタンド不良

もはや府中では使い古されたこの言葉。馬場よりも先にスタンドが雨で不良になってしまいます。屋根の高さが高すぎるため、雨になると思いっきり客席に降りこんできます。というのも、府中では午後になると川(つまりコース側)から風が吹くため、正対しているスタンドが衝立の役割をして風がまともに当たる形になります。一般席では丁度上部に当たった風が吹き下ろし地面にぶつかって、川の方に戻っていく場所なので、何故かスタンドに座っていながら後ろから風が吹くことになります。そこに雨が降れば風に乗って当然後ろから雨が降ってきます。
そんなわけでなぜか屋根つきのスタンドに座っているのに後ろから降ってくる雨のためみんな傘を差しています。まさにずさんな設計の巨大建造物です。他の競馬場のように横に壁を作るか、あるいは真ん中の階を吹き抜けにして風を抜く工夫をすればいいと思うんですけどね。