一生に一度

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今日は二つ目披露公演でした。それこそ前座の一番最初から聴いている彼です。口上では揃いも揃って「ぼーっとしてる」と言われてましたが、正に普段はその通り。でも落語は逆にせっかち系。スピード感ある噺をします。今日は火焔太鼓でした。ふと思ったんですが、師匠の二つ目時代ってどうだったんでしょうかねぇ。十八番の火焔太鼓を聴いてふと考えてしまいました。
そういえば、撮影禁止の放送が面白かった。「きつつきを撮影するとカメラが故障しますので?」帰りに出口で撮らせてもらったんですが、故障しなかったですよ(笑)フラッシュとか携帯カメラを使っちゃダメでしょ。やるならシャッター音がしなくてフラッシュ無しの高感度カメラでこっそり撮らないとねぇ....と高感度でシャッター音をしないカメラを持っている自分は思うわけです。落語に持ち込んではいけないもの、音のする携帯、フラッシュ付きカメラ、落語のわからない赤ちゃん、子供。こんなの常識でしょう。なんか今日はそれ全てオンパレードだったような....。

彼を見るといつも思い出す言葉があります。「フラ」という言葉。フラは自分で作り出す事はできないものと言われていますが、フラを引っ張り出すことはできると思うんです。正に彼は自分のフラを引っ張り出してきたんじゃないですかね。