戦い終わって

自分的な戦いは7時25分?26分で決着がついて、内容的には勝利で終わったのですが。それにしても馬も「騎手も」よくキレたダービーでしたね(笑)この表現が一番しっくり来ますね。
あのうるせーな発言の件であちこちいろいろ言われていますが、某騎手も前に新聞に書いていましたが「客の質が落ちた」という事を書く人が多いですね。でも過去20年近く競馬場に行ってますが、ああいうヤジを飛ばす連中は前からいくらでも居ました。というより昔の方がもっと居たんですよ。でもあんまり目立たなかった。なぜかというと、もっと「応援している人」が多かったんです。騎手のインタビューなんか、キャーキャーいう女の子とか、よくやったと誉める連中とか、もっと応援する人がいっぱいいたんですよね。そもそも、競馬というのは命の次に大事なお金を賭けているんですから「ヤジとしてなら」何言ったってかまわないと思うんですよ。相手も無視すりゃいいんだし。
今なんでこれほどヤジが言われるのか、というと「ヤジが目立つようになった」という事だと思います。それはとりもなおさず「競馬場に人が来なくなった」ということと同じです。もっと言うと「昔ほど競馬が盛り上がらなくなった」ということでしょう。正直、昔の方がもっとレースが熱くて、馬も騎手もファンも熱かった気がするんですよ。
それが今の気質だから、といえばそうかもしれませんが、そもそも「レースが楽しくなくなった」というのも大きいと思うんですよね。騎手含めた競馬会はそこをもっと真摯に考えるべきだと思います。ファンが悪いとか他人のせいにしている暇あったら、もっと楽しい、熱くなるレースをやってください。

一番象徴的だったのが、帰りの反省会であんまりダービーの話が出なかったこと。昔の反省会といえば、終わったレースをネチネチネチネチ反省するのが常だったもんですけどね。やっぱり昔に比べて見て盛り上がるレースじゃないんだろうな、今のレースって。