いい線の競馬教室

木曜日の予習(これの予習だったんですね)のかいがあったのか、ある程度のレベルの競馬ファンにも聞かせる初心者競馬教室。きちんとレジュメも配られて(なぜか日曜午前のあのお方が配ってましたが)競馬の初心者に説明をしながら、内容としてはファンが求めているちょっと深いレベルまで引っ張ってくる、こんな芸当ができる人はこの先生ぐらいでしょう。ついつい聞いていてレース開始時間を忘れちゃいました。
先生の日記を読んで不安だったのは、事務所の方が相方さんに競馬を仕込んでいる、という点ですね。同じ事務所のARCの初代店長もその方が競馬を教えたそうですが....。人の事はそうそう言えたもんじゃないですが、競馬を最初に教えた人によってその人の競馬人生って割と決まっちゃうんですよ。特にこういう人にモノを伝えるお仕事の人は「普通の人が楽しむ競馬」というものの楽しさを知らないでいると、本当の競馬の楽しさを人には伝えられないと思うんですよ。競馬が未だに人気があるのは「普通の競馬」が楽しいからなんです。折角競馬を始めたのならば、頭でっかちよりも、目や耳で実際に近くで感じる競馬の楽しさを覚えて欲しいものです。