唯一の予想イベント

今開催で唯一じっくり見たいイベント。手に持っている新聞は「研究」と何故か「ケイシュウ」。最後に岩手の最終レースのお勧めを紹介するあたりさすがです。客層と聞きたい内容をよくわかってらっしゃる。具体的な予想の内容より「予想の考え方を綺麗に馬券に反映する」という所を丁寧に説明していました。こういう事をわかっていて説明をちゃんとできる人って、競馬界では唯一かも。ただ予想だけ語って馬券をちらっと説明して終り、なんてイベントは馬券検討の役には全く立ちませんからね。
今日のメインは面白いレースでしたが、いいレースじゃなかったですね。この方の言い方を借りれば「出遅れて前に出る時にはみんなでルートを準備してあげて、直線追いだす時はみんなちゃんと道を譲ってあげるようなレース(原文は、掛かったらみんなで内に馬を入れてあげて、直線抜け出す時は、はいどうぞとみんなで道を譲るような菊花賞、といった内容です)」こんなレース見ていても感動できないですよ。だいたい誰も競ってないので「競走」じゃないし。でもマスコミに躍らされている人達はさぞかし感動できたんでしょうねぇ(笑)
だいたいなんで先に仕掛けない?なんで外からかぶせない?誰もルメールから学んでいないサル共です。先に仕掛けるそぶりも外からかぶせるそぶりも見せないってのはなんなんでしょうねぇ。馬はともかく競馬としてのレベルの低いレースでしたが、でも見た目とタイムは面白いレースでした。出来レースとしてはハプニングもあってJRAにとっては上々の出来だったのでは?