寒緋桜

前までに5つも連続して食べ物のエントリーを書いてしまいました。考え事があるとついつい食べ物ネタに走ってしまう傾向があるようです。ネタ作るの楽だから、というより周りを見てないからなんです。もともとわざわざネタを用意しなきゃとか考えて書いてないのだからネタが無ければ書かないのですが、食べ物を撮影するのは習慣になっているので結果的にネタには困らないわけです。
おいしくないものばかり何日も食べていたらさすがにネタが無くなるでしょうが、そういう時はおいしい物を探しに行く事になり、ネタが確保される流れになります(笑)

そんな理由で、考え事もあってのんびり川沿いを散歩。お昼のつけ麺大盛りの腹ごなし、という理由もあります。この道は自分の会社の社長さんも散歩しているという由緒ある(?)川沿いの遊歩道です。さすがに桜のつぼみはまだ固いですが、こんな花が咲いていました。その時は桃かと思って撮影してたのですが、色がどうも違う。自宅でネットの図鑑をしらべてもいまいちしっくりこない。考えてみると、植物図鑑とかの図鑑の本はまだまだ必要ですよね。画像そのものをネットで検索する手段というのがまだ開発されていないので。顔認証のように花認証とかが出来る時代が来るんですかね。

わからないと気持ち悪い性格なので、こういう時はいつも生き字引に聞いてみます。母親に電話で説明して、候補を挙げてもらいながらネットを調べていたらわかりました。寒緋桜です。この花は緋寒桜とも言われており、彼岸桜とよく間違われるそうです。

この寒緋桜はとあるビル沿いに並んで植えてあって、今満開です。とここまで書いて気が付いたのですが、この花の色はこのビルのメーカーさんのロゴの色に近いですねぇ。真っ赤じゃなくてちょっとピンクっぽい赤の色です。レーザーディスクで一時期名をはせていたあの会社です。

もしかしたら、その理由で植えていたりして。

コメント(4)

Y-up

確かに画像の検索としてとてもいい事例でね。以前、「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」http://www.jyouhoudaikoukai-consortium.jp/
という国産の情報検索・解析エンジンを開発するコンソーシアムの話をききました。このコンソーシアムでは、画像や動画の検索・解析ができるエンジンの開発を目指しているそうです。

てつじん

情報ありがとうございます。
コンソーシアムの成果がどういった形になるのか、今後も期待して見ています。

やはり画像という2次元のデータの情報をどうやってテキスト情報に変換するかがキーになるのでしょうね。
顔認証に関しては、2次元を線の1次元化してさらにそれを数値というテキスト化することで、顔を認識するアルゴリズムだったと思います。
同じ理屈で花認証も出来るとは思いますが、道のりは長そうですね。

いろいろ検索していて気が付いたのですが、いわゆる検索目的での図鑑が無いということでした。よく植物図鑑には条件分岐を使って植物の種類を決めるという付録がついているのですが、そういったものがネットのHPになっていないのです。分類学的なアプローチの植物図鑑があれば、一番ニーズがあるのだと思うのですけど、HPは写真集の延長のものばかり。
今回も、桃や桜や梅がバラ科なのはわかるのですが、それだけだと数百種類も出てきて、結局目的のものにたどり着けなかったです。

ではでは。

とよ

母上すごし!
電話で、わかるとは~!
まさに、子ども電話相談室ですな~!

てつじん

いや、説明する人がきちんと説明しているからですよ(笑)
元々植物好きですからね、うちの家族。植物を見るために山に登る人ですし。

①色は桃より濃い色で、赤みよりもピンクがかってる。
→紅梅?:紅梅ではない

②桃のようにまとまって咲く(桃は枝にくっつくようにまとまって咲く)のだけど、枝にくっつくわけではなく柄が長く、しだれて咲く。
→これで寒緋桜とわかる。

桃の咲き方、梅の咲き方、桜の咲き方がイメージできていないとこういう会話はできないんすよね。そこは親子で情報共有がされている、ということで(笑)

ではでは。