これで3人

DSC01116.JPG扇子と手ぬぐい以外に冊子がついているんですが、この中身がすごいです。錚々たる面々のお言葉がいっぱい。
突然積み重ねもあまりせず大きな名前を継いだり、真打になったりすることでなんか力が入りすぎちゃって「自分、頑張ってます」って伝わっちゃう人がいますよね。そういう人のはどうも聴いていて楽しくない。10年近く聴いてりゃそのぐらいはわかります。
それに比べてこの方、巨大なプレッシャーがあるのに噺も力が抜けていて、今やっている本人が楽しいんじゃないかなぁ、と伝わるいい落語になってますよね。

これで、自分が落語を聴き始めた時の前座さんは、みんな真打になりました。時の経つのは早いもんですねぇ。